エンディングノート
エンディングノートとは、人生の最期に向けて自分の財産やモノ、介護・医療、葬儀やお墓について、記録したものとされています。
縁起でもない、まだまだ先のことと、作っていない人も多いのではないでしょうか?
でも考えてみてください。今や銀行口座や証券口座もネットが当たり前となっている現状から、どこに資産があるかなんてわからないのが普通じゃないでしょうか。そうなると何の記録もなく亡くなった場合、一部の資産を除外したまま相続が完了することになる恐れがあります。私も父親が7年前に亡くなったとき、金融機関に口座の存在を確認しましたが、ネットを使ってないのが分かっていたため、地方銀行、信用金庫、郵便局、証券会社など調べるところは限られていたことから、恐らく漏れは無かったと思いますが、もし、ネットを利用して、その記録もなかった場合はどのように調べればよいのかわからず、恐らく漏れがあったと思います。
このことを考えるとエンディングノートは重要な役割を担うはずです。私は、エンディングノートを書くにあたり、2冊のノートを購入しましたが、いずれのノートもデジタル資産に対する配慮が不十分でした。今やデジタル資産についての記載を漏れなくすることが最大の利点だと思いますから、この辺りはもう少し改善する余地があると感じています。このため、もし、新規で購入するなら自由に記載するスペースが多いノートをお勧めします。